「上野先生,フェミニズムについてゼロから教えてください!」読了
タイトルどおり,
「上野先生,フェミニズムについてゼロから教えてください!」
読み終えました。
上野先生の本は親が買ったものが実家にあったのに
読んでなかったんです。
↑
これこれ,「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」だわ。
でもまぁ去年の東大の入学式の祝辞で話題になって気になってたところ,
ふらっと入った本屋さんで冒頭の本が売ってて,
「ゼロから」とか書いてあるしフェミニズム初心者でも読めるかな,
と思って買ったわけですわ。
読んでよかったです。
目からうろこが落ちると言いますか,
漠っと感じていた生きづらさや
社会に対する違和感・疑問点等について,
きちんと文字で説明されてました。
ほんと,学生時代は平等でのんびり生きてきて,
まぁ大学は圧倒的に男子が多かったから「ん!?」と思ったこともあったけど,
でも交際相手や女友達にも恵まれて楽しく過ごしてたのに,
社会に出る段階で,
「なんじゃこりゃ,女って社会の中でハードモードじゃん!!」
とハンマーで頭を後ろからガツーンと殴られたんですわ。
就職活動中,採用面接で結婚予定があるか聞かれ,
「まぁ女性は子供を産むからね・・・」
ってなんじゃそりゃ。
取り繕って「差別的な意図はないよ!」とか言ってたけど,
採用面接でそんな発言することのどこが「差別じゃない」のか,
説明してほしかったわ…。
一生忘れないぞ。狭い業界だ,覚えておれ。
子ども産んでからも,
夫の方の会社は基本的に「奥さんが看るんだよね?」ってスタンスで,
出張もガンガン入れるし…。
子どもの保育園だって,送りはお父さんが4割くらいいるけど,
お迎えは9割以上はお母さんだよ?
パパはおうちでごはん作って待ってるのかなっ☆
ってそんなわけないよね。
お迎えから寝かしつけまで,怒涛の母親のワンオペが待ってるんだよね。
ほとんどの会社が「平日夜の父親の家事・育児」を想定してないから。
もちろん,たまにはお迎え変わってもらうこともあるけど,
それは「非日常」なんだよ…。
話が逸れました。
諦めない,自分が嫌だと思うことは嫌だという,
これを忘れないように生きていきたいと思います。
もう少し関連書籍買って読むか。